放射性核廃棄物の処分場建設計画が着々と進められている

やはり私が懸念していた事態が進行している。福島原発の敷地内に、放射性核廃棄物の処分場を建設する計画が着々と進められているのだ。
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政府や東電が当初からの計画通り、この事故を利用して処分場の建設を推進するのは疑いが無い。日本原子力学会で諸葛(もろくず)という東大教授が、「われわれは福島第一原発の汚染除去や、そこに核廃棄物の貯蔵施設を建設する案を集中的に討議している」と述べた。「放射能に汚染されたがれきなどを中間貯蔵する施設の建設」と記事にはあるが、全国の原発で使用済み核燃料の貯蔵が満杯に近付きつつあり、また再処理も頓挫し滞っている現状では、使用済み核燃料の速やかな保管場所の確保が、この議論の裏にあることは明白だ。さらに、いずれはオンカロのような放射性核廃棄物の最終処分場の建設へとエスカレートさせるのは眼に見えている。
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そのために菅政府は、福島原発20キロ圏内を立ち入り禁止区域とし、住民を締め出して周辺の無人化を強行したのだ。そして福島は、70000トンも貯まっているアメリカの使用済み核燃料まで受け入れていくのではないかという、まさにとんでもない恐怖のシナリオが進行している・・・
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Bloomberg.co.jp 2011.5.26 9:14 
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aSv5tDL4QB.Y

福島原発敷地に放射性廃棄物の中間貯蔵施設を-原子力学会で浮上

 5月26日(ブルームバーグ):東日本大震災で被災し放射能漏れを起こした東京電力福島第一原子力発電所の敷地内に、放射能に汚染されたがれきなどを中間貯蔵する施設を建設する案が日本原子力学会で議論されている。

 東京大学の諸葛宗男教授(原子力・エネルギー環境政策専攻)が25日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで明らかにした。同学会は原子力研究者、エンジニア7000人からなる団体で、原子力政策について政府に助言する。

 諸葛教授は「われわれは福島第一原発の汚染除去や、そこに核廃棄物の貯蔵施設を建設する案を集中的に討議している」と述べた。同教授は50人から構成される汚染除去委員会の一員。東電や経済産業省関係者もオブザーバーとして分科会に参加している。

 諸葛氏によると、貯蔵施設の建設には数兆円かかり完工までに少なくとも10年かかる。核廃棄物を貯蔵する前に除染作業に5年かける必要があるという。

 東電は、福島第一原発1-3号機でメルトダウン(炉心溶融)があったと発表した。3月11日の東日本大震災に伴う大津波で、原発に想定以上の打撃があったことがデータで裏付けられつつある。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は24日の記者会見で、炉心の損傷状態について「1、3、2号機の順番で大きい」と述べた。

 4月17日に発表され、その1カ月後に改定された原発事故収束に向けた「工程表」では原子炉を安定的に停止させる「冷温状態」への移行について、6-9カ月程度をめどにするスケジュールとなっている。

 東電広報担当の岩下恵氏は電話で、「福島第一原発をどうするかや除染後のがれきをどう処理するのかは決まっていない。政府の助言に従って適切な時期に決定する」と述べた。

 福島第一原発では1986年のチェルノブイリ原発事故で起きたような原子炉爆発は起きていない。しかし、炉心溶融などによる放射性物質が外部に漏れ、「レベル7」のチェルノブイリと並ぶ史上最悪の原発事故に位置付けられている。福島第一周辺20キロ内は避難地域に指定され、約10万人が避難生活を送っている。

 近畿大学原子力研究所の伊藤哲夫所長は「福島第一をどうするか、集中的な討議が必要だ。政府が最終的な責任を取り決断すべきだ」と語った。




諸葛宗男
画像

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E8%91%9B%E5%AE%97%E7%94%B7
諸葛 宗男(もろくず むねお)は、日本の教育者、東京大学公共政策大学院特任教授。研究分野は原子力研究開発政策、原子力安全規制政策、エネルギー環境政策。日本原子力学会社会環境部会長兼広報情報委員会委員兼ポジションステートメントWG主査、日本原子力学会日本型性能保証研究専門委員会幹事、日本原子力学会原子力安全調査専門委員会委員、東京大学原子力法制研究会社会と法制度設計分科会幹事 。

経歴
東京大学工学部原子力工学科(現:システム量子工学科)卒。1970年の東京芝浦電機(現、東芝)入社後、動力炉・核燃料開発事業団に核燃料開発本部研究員として出向。東芝、動燃で核燃料サイクルの開発に携わった。

原子力事業部技術顧問を最後に東芝を退職し、2006年(平成18年)6月より東京大学公共政策大学院特任教授となった。その傍ら、原子力法制度研究に取り組んでいる。

2011年3月11日に、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)にともない起きた福島第一原子力発電所事故について、相次いでメディアに出演し、専門家としてコメントしている。3月14日には『みのもんたの朝ズバッ!』に出演し、原発事故による放射線汚染について、「30マイクロシーベルト毎時の汚染のレベルは、現場に1時間立っていても、レントゲン検査の10分の1」と主張した。翌3月15日にも出演し、「これを乗り切れば、安全な原子力発電所として、世界中に売り込める」と主張した。

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