野田佳彦氏は日本国総理大臣に値する人物ではない

今、破綻寸前のアメリカは、日本からお金を奪い取ることしか眼中にないので、野田氏を財務大臣から総理大臣に横滑りさせようとしている。野田氏は以前から消費税の増税とTPPへの参加の推進を主張し続けてきた。さらに311以降、、日銀と結託し震災の復興資金と称して金融市場に円を放出したり、円高ドル安への対応で大量の円売りドル買いの為替介入をしたり、財務大臣の立場を利用し、すでに100兆円以上ものお金をアメリカに貢いでいる。日本の財務省は、貯まったドルでアメリカ国債を買わされるので、ドルはそっくりそのままアメリカへ戻っていく。こうして還流したドルが、アメリカのデフォルトを瀬戸際で防いでいると言えるだろう。日本政府は、アメリカ国債を売らないことを約束されているので、紙切れ同然でしかもトイレ紙にもならない溜まりに溜まったアメリカ国債を、後生大事に抱え込んでいるのが現状だ。

現在、日本の国家予算の枠組みが、一般会計と特別会計の二重帳簿になっていることは、すでに多くの国民の知るところとなっている。一般会計は、毎年度、様々な法案と共に国会の議決を経て施行されるが、特別会計は、この国会の議決を必要としない。政府・財務省がポケットマネーの如く自由に使えるお金なのである。私たちが支払う5%の消費税は特別会計に組み込まれている。さらに、なんと高速道路料金収入も特別会計の財源となっているのだ。これは歳入の方だが、歳出の項目で注目すべきは、外国為替資金特別会計というのがあって、これは外国のお金を購入するために、特別会計から資金を拠出できるようになっているのだ。
菅氏が首相になってすぐ、唐突に消費税を10%に上げると言い、野田氏も財務大臣の就任早々から同じ主張を繰り返し、またIMF(国際通貨基金)が、日本の財政事情から消費税は15%が妥当だ、などと横槍を入れたりしている訳が、もうお分かりだと思う。また、政権交代時の民主党のマニフェストに、高速道路料金の無料化というのがあったが、今や元に戻って影も形もなく、再びしっかりと高い料金を徴収される破目に陥っている。これらは即ち、特別会計にドルを買う資金を潤沢に貯め込んでおく必要があるからだ。

アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)や財務省は、アメリカの実質的な権力を握るKAS(カス:金融悪徳資本家)やGAS(ガス:強欲悪辣戦争主義者)の支配下にある。そして、日本の日銀や財務省は、アメリカのFRBや財務省の下請け機関である。野田氏は日本の財務省の言いなりに動く人物であり、アメリカに日本のお金を貢ぐ役割のために財務大臣をやり、そして総理大臣を務めようとしているに過ぎない。当然、日本国総理大臣に値する人物ではなく、菅直人と何ら変わらないアメリカの傀儡政権が続くことになってしまうだけだ。

今回の代表選挙で、野田氏に投票した民主党議員の中で、この国富収奪の構造を知らずに票を投じた者は、単なる馬鹿丸出しの無知な人間に過ぎない。しかし、この構造を知っていて票を入れたのなら、本来日本の国会議員などやる資格のない完璧な売国奴である。これらの国会議員は論外中の論外だが、これではっきりしたことは、全く方向の異なる違う人間たちが一つの党を形成しているという矛盾を、ここまで露呈してしまったということである。もういい加減きっちりと分かれて、それぞれに党を再編すべき時に来ているのではないか。安保堅持対米隷属派と安保廃棄自主独立派というように国民の眼にしっかりと見えるように、党を組み直すべきだろう。そして、それこそ日本の存続を賭けて衆参同時選挙をやり、国民の審判を仰ぐべきなのだ。代表選挙などという茶番はもうやめにしてくれ。

【関連ブログ】
『野田佳彦新代表誕生で財政逆噴射不況リスク急増』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-6b8e.html
『鳩山「獅子身中の虫」疑惑』
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1098.html



東京新聞 2011年8月29日 15時16分

民主新代表に野田氏 決選で海江田氏逆転

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民主党の新代表に選出され、一礼する野田佳彦氏
=29日午後2時33分、東京都内のホテルで


 民主党は29日、東京都内のホテルで開いた両院議員総会で、菅直人首相の後継を選ぶ党代表選を行い、決選投票の末、野田佳彦財務相(54)が215票を獲得し、177票の海江田万里経済産業相(62)を破り、新代表に選出された。有効投票は392票で、無効票が3票だった。野田氏は30日にも衆参両院で行われる首相指名選挙で新首相に選出される。

 代表選には野田、海江田両氏のほか、前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、鹿野道彦農相(69)が立候補。党所属国会議員による1回目の投票で過半数を獲得した候補がいなかったため、決選投票となった。

 決選投票は、鳩山由紀夫氏が3選された2002年9月の代表選以来、3度目。

 野田氏は、1回目の投票で党内最大勢力を抱える小沢一郎元代表や、鳩山前首相の両グループから支持を受け143票を得た海江田氏に次ぎ、102票で2位となったが、決選投票では3位の前原氏が野田氏を支持したのに加え、4位の鹿野氏の支持も獲得。馬淵氏の陣営からも票を取り込み、海江田氏を逆転した。

 代表選の投票権を持つ議員は、党員資格停止処分中の小沢元代表ら9人を除く、党所属国会議員398人。横路孝弘衆院議長、西岡武夫参院議長、松本龍前復興対策担当相の3人が欠席した。

 野田氏は千葉県議を経て、1993年の衆院選に日本新党から出馬し初当選。新進党から民主党に入り、05年に前原代表(当時)のもとで党国対委員長に就いた。鳩山内閣で財務副大臣、菅内閣で財務相に就任。衆院千葉4区選出。千葉県内の選挙区から選ばれた首相は戦後初めてとなる。

 野田氏は決選投票前の演説で「民主、自民、公明の3党合意を無視して国会は進むだろうか。政権は立ち往生しないか」と述べ、マニフェストの主要政策を見直すとした3党合意の白紙化に言及した海江田氏を批判。「野党の主張を聞きながら、下心ではなく真心で、論破ではなく説得で理解を得たい」と述べた。

 代表就任を受け、野田氏は直ちに幹事長などの党役員人事に着手する。

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